道具屋道具屋について当社は建築・不動産に係るあらゆる業務を行なっておりますが、建物の解体や修繕、更には不動産の仲介業務を通し、長年使われてきた古色蒼然とした色々な作品・商品・設備機械と出会います。実用的には価値が低くなった物でも、インテリアとして見た場合には価値が出る物、又中古品としても機能的に未だ十分使用出来る物もあることに気づき、所有者の方々に当社のHPを通して興味の有る方に譲り渡すことをお勧めしたのが「道具屋」開店の動機です。 なお、中古品などの価値感は人によって千差万別ですので、物によっては落語の道具屋の主人公である与太郎が並べて売っていた壊れて役に立たない我楽多と写るかも知れません。しかし、若い方にとっては、写真でしか見た事がない古い備品類に関してデジャビ(既視感)となるかもしれません。尤も、IT社会となりネットオークションの時代に意味がないと思われるかも知れませんが、本来、物の価値観はオークションで安く入手することではなく、その人の心の有り方ではないでしょうか。 道具屋の開店は、覗いたお客様に思い出を探して頂いたり、入手して思い出となって頂いたり、尾篭な口上ですが、覗いて頂ければ“しょんべん”でも結構です。道具屋はその様な路上の店と思っております。 さて、“一陽来復と申しますのはお目出度い事でございます。しかし、人間のお目出度い奴と言うのはどうも具合が良くはありません~”落語の「道具屋」が聞こえましたならお時間を頂戴したく存じます。 運営体制について
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